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共通テスト講評 英語編

皆様こんにちは。
高校生コース講師の小谷野です。

新年あけましておめでとうございます。
明けてからだいぶ経ってしまっておりますが…。

第2回になった共通テスト。
受験された皆様、お疲れ様でした。
来年以降受ける高校生たち、頑張ってください!
少し時間が経ってしまいましたが、独断と偏見による講評を残しておきます。
まずは、英語から!

講評とともに、共通テスト用の勉強法も紹介しますね。

CONTENTS

講評 ~英語~

リーディング、リスニングともに昨年並み
リーディング1⃣Aがメール文面でなかったことに少し戸惑った受験生もいるかもしれないですが、その後は昨年通りの問題形式が多かったです。
昨年に引き続き、英語による「検索能力」が問われた印象です。
難しい単語や構文はさほどなかったです。
与えられた資料から必要な情報を即座に抜き出してこれるかどうか、という能力が求めらましたね。
速読が求められます。
速読と言っても、ただ速く読むのではなく、必要な情報をできるだけ素早く拾い上げるという意味です。

リーディングとリスニングそれぞれの詳細を見ましょう。

●リーディング

1⃣:資料をすべて読む必要はないです。問いの英文を先に読み、必要な情報を資料から拾うことが求められる問題。
2⃣3⃣:問いと同時に問題の英文にも全体に目を通した方が良いです。そのうえで、問われていることが書かれている箇所を的確に探す能力が必要です。
4⃣:計算が含まれる厄介な問題でした。割引の条件や保証の年数なども正確に把握できないと解けなかったので、ここで落とした人は多かったと思います。
5⃣:伝記です。patentなど意外と見落としがちな重要語句が多かった印象です。語られた順ではなく、年号や前後関係から出来事の順番を把握するのが難しかったかなと思います。
6⃣:Aが今回の最難関かなと思います。larkやowlという鳥の名前がイメージしにくく文章が難解であったことに加え、答えとなっている箇所が探しにくかったと思います。Bは理系用語が多く一見読みにくいですが、答えの箇所を探すのはさほど難しくなかったように思います。

昨年度の問題形式をしっかり練習していた人にとっては想定内の難易度かなと思います。
個人的には4⃣と6⃣Aが難しいかなと感じましたが、それ以外は確実に取りたい問題ばかりでした。
共通テスト特有の言い換えなどに慣れておくことが大事です。
単語のレベルや題材の選択もちょうどよい問題だったかなという印象です。
覚えておきたい重要単語や重要構文は後日また紹介していきます。

●リスニング

1⃣2⃣:平易な問題が多かったです。主語と目的語の関係、動詞の時制、否定文かどうか、などを正確に聞き取れれば正答できる問題が多かったかな。
3⃣:1回読みでしたが、重要な部分をしっかり聞き取れれば大丈夫です。迷ったときは適当にマークして、次の問題に備える方が得策です。
4⃣:出来事の順番並び替え、洋服の仕分け、本の分類、など必要な情報をくみ取る問題。このあたりから少し難易度が上がります。細かい部分が聞き取れなくても気にせず、切り替えるのが大事です。
5⃣:講義のワークシート問題が今年も出ましたね。これは、問題を聞かなくても、ある程度埋められるので、問題を聞き終わった後に常識を駆使して解けます。特にB問題はリスニングはあまり関係なく、グラフを読めば解けます。
6⃣:意見を把握する問題。Aはそれほど難しくないです。Bは難しいです。誰が賛成で反対かを把握する問題。エコツーリズムという概念を知っていると聞きやすかったかなと思います。リーディングもそうですが、頻出トピックの知識(SDGsや仮想通貨、貧困問題など)を得ておくのも大事です。

リスニングも、問題形式や難易度は昨年並みです。きちんと対策した人は高得点が取れたと思います。
一回読みの問題に関しては、少し迷ってもとりあえずマークして、次の問題に備えておくことが肝要です。
あとは、リスニングすることにこだわり過ぎで、問題の状況をイメージすることや選択肢の英文をしっかり吟味することもコツです。

勉強法

初めにも書いた通り、求められるのは英語での「検索能力」。
・共通テストで出される形式の英文(webの文章、掲示板、メールなど)に慣れておくこと
・情報を探しながら読むという読解に慣れておくこと
この二つが大事かなと思います。

そこで、具体的な勉強法を提案します。
もちろん、ある程度の文法と単語を勉強して、共通テスト対策の読解練習がしたい方向けの勉強法です。

①英語でネット検索

自分が得たい情報を英語で検索してみてください。
例えば、
「何かイタリア料理作りたいなー、レシピを調べてみよう」なら”Italian cuisine”
「ジョージ・ワシントンについて知りたいなー」なら”George Washington”
「アメリカで人気のホテルはどこかな」なら”best hotel USA”
とか、英語で何かを検索する。
そして、自分が得たい情報を英語で獲得する。
そんな経験が助けになると思います。

もちろん、実際にネット検索して目にする英文は、共通テストよりもはるかに難しいものばかりだと思います。
しかし、英語を使って情報を得るという練習にはなると思います。

ためしに、自分が好きなものをアルファベットで打って検索してみてください。
英文の記事がヒットすると思います。
Wikipediaでもよいので読んでみると、意外と面白いですよ。
日本語では得られなかった情報にたどり着けることもあります。

②英語版の案内を読む

駅の案内看板、動物園の掲示板、史跡の説明文など。
どこかを訪れたときに、英語版の説明を読んでみてください。
駅などの施設の看板を見ていると、自分が日常で使う単語の英語を知ることができます。
史跡の説明文も、まずは英語版を読んでみてください。
そして、
「この城は誰がいつ建てたのだろうか?」
「この石碑は何に由来しているのだろうか?」
といった情報を読み取ってみてください。
そのあと日本語版の説明を読んで、答えを確認する。
英語の勉強にもってこいなのはもちろん、説明文を2回読むのでその史跡にもより詳しくなれます。

あとは、パンフレットなどもいいですね。
最近の施設には、色んな言語で書かれたパンフレットがあったりすので、そういったものに目を通してみるのもおすすめです。

③「言い換え力」をつける

共通テストでは、問題文もさることながら、選択肢の英文で引っかけてきます。
それに引っかからないように、日ごろから一人で同じ意味の英文に言い換える練習が大事です。
・対義語を意識して英単語を覚える(これは現代文や古文漢文にも通じます)
・主語と目的語の関係を意識する
・無生物主語やitが主語になる英文に慣れる
などなど。

例えば、簡単な例だと、
He sent the e-mail to her.
は、
She received his e-mail.
と同じ意味です。
似たような言い換えが昨年度の共通テスト英語リスニングに出ましたね。

今回の共通テストの例だと、
5⃣の問4
~ the teacher who had copied Fransworth’s blackboard drwaings gave evidence that Fransworth did have the idea of an electronic television system at least a year before Zworykin’s patent was issued.
これが、
Fransworth won the patent battle against RCA thanks to the sketches his teacher had kept for many years.
と同じ意味だと思えるかどうか。
問題としては太字の部分の言い換えに気づけるかどうかというものです。

英文を読んで解釈するときに、日本語として理解するのももちろん大事で、それに加えて同じ意味内容の英文を思い浮かべる、つまり別の表現を探すという習慣も大事です。

まとめ

以上が、ざっと英語の講評&勉強法です。
英語での「検索能力」が問われる。
これが共通テスト英語だと思います。
速く読みながら、必要な情報を拾い上げる能力です。

英語は平和に終われた人が多いと思います。
次は、失敗した人が多いかもしれない国語と数学を取り上げますので、少々お待ちください。

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