皆さん、こんにちは。
高校生コース講師の小谷野です。
今回はおすすめ勉強系YouTubeチャンネル紹介の第3弾。
高校生向けの科目学習に役立つ勉強系YouTubeチャンネルを紹介していきます。
今回は紹介したいのは、
ユーテラ授業チャンネル【YouTubeの寺子屋】
がっつり講義系チャンネルです。
文系科目の体系的な講義系動画を現役で配信している中では今一番おすすめかなと思ってます。
チャンネル概要
英語予備校講師の森田鉄也(もりてつ)さんが中心となって立ち上げられたチャンネルです。
もりてつさんは、YouTuberでもあり、塾経営者でもあり、英語資格マスターでもあり、なんでもやっておられてすごいですね……。
そして、その他講師陣も豪華です。
世界史は、代ゼミのカリスマ講師、佐藤幸夫さん。
日本史は、元東進ハイスクール講師、相澤理さん
国語は、早稲田合格塾代表、比良さん。
【動画内容】
●英語:文法問題の解説講座、英文解釈の解説講座、語源解説講座、背景知識解説講座 など
●世界史:通史の解説講座(2023年5月30日時点で冷戦くらいまで) など
●日本史:通史の解説講座(2023年5月30日時点で大化の改新くらいまで)、テーマ史解説講座 など
●国語:読解法の解説講座、テーマ知識の解説講座、共通テスト対策講座 など
各科目の講義系動画が現在進行形で更新されています。
英語は様々なジャンルの動画が上がっています。詳しくは後述。
世界史は通史がもうすぐ終わりそうです。再生リストが地域史別になっていてお目当ての動画が探しやすいです。
日本史は通史はまだ完成が先ですが、その分テーマ史の動画が充実しています。
国語は問題の解き方、テーマ解説講座などバランスよく配信されています。
どんな人向け
各科目とも、1周勉強はしたんだけどイマイチ理解しきれていないなという人におすすめです。
初学者には少しレベルが高いかと思います。
ある程度範囲学習は終えたけど、イマイチ納得できていない人向けです。
そんな人は、学校の先生や参考書とはまた別の角度の説明を聞くと理解が助長されるということがあると思います。
特に世界史、日本史はそうです。もちろん英語などもそうです。
学校の先生の説明や教科書の説明もわかりやすいと思うのですが、また違った説明を受けるとより理解が鮮明になります。
一つの物事を別の角度から照明を照らすイメージです。
世界史は通史講座の動画配信がほぼ終わっていますので、学校で習ったけどよくわからなかったなという箇所を聞き直すなんていう使い方もおすすめです。
推しポイント
①歴史の通史解説
歴史の通史解説は骨が折れる仕事だと思います。
前述の通り、世界史はほぼ終わっているので、自分がわからないところを再度聞くことができますし、一から聞こうと思って始めることもできます。
②英語講座のクオリティが高い
もりてつさんの講義のクオリティが本当に高い。
英語講座の内容もバラエティに富んでいます。
普通なら文法の解説や読解問題の解説が主かなと思います。
もりてつさんの講座では、英単語の語源解説講座や背景知識解説講座など、他と被っていない内容の動画を上げてくれています。
推し動画
①英語の語源講座
語源講座というコンセプトが素晴らしいですね。
一回前で紹介した「楽しく学ぶ古文チャンネル」の朝から古文単語シリーズも似たようなコンセプトですね。
単語を覚えるという作業は、単語帳を使って自力で覚えるという方法が主流だと思います。
でも、それだと覚えにくかったり、覚えたつもりにだけなっていたりする人も多いと思います。
そんな人を救ってくれるのが、このシリーズ!
その名の通り、単語を丸暗記するのではなく、語源と照らしながら類似の単語をグループ化しながら覚えることを助けてくれます。
単語レベルは少し高いものも含むので、多少は単語帳を勉強した後に見るイメージだとは思います。
今までは点で覚えていた単語たちが、繋がりで覚えられるようになると思います。
この単語とあの単語が同じ語源だったんだな、という感動を味わえると思います。
②世界史大紀行
佐藤先生が世界を旅したお話です。
世界史の予備校講師の方は旅行好きな方が多いですね。
私の高校時代の世界史の先生もそうでした。
講義の合間の雑談で旅行の話をしてくださる先生でしたね。
その話が一番楽しかったりするものです。
そして、生の現地を見た先生の話を聞くという経験も非常に貴重です。
そんな、予備校の講義の合間の一番面白い雑談時間を動画にしました、といった感じで楽しい動画です。
世界史の点数には直結しないかもですが、興味をもつきっかけとしておすすめです。
上記以外にも、もちろん日本史の通史講座や国語読解法の解説、英語の文法解説や世界史の通史講座。
どれもこれもおすすめですので、ぜひ皆さん調べてみてください。