難関大受験の難しさ

こんにちは。
高校生コース講師の小谷野です。

昨年10月ころから週1でのブログ更新を目標にしていたのですが、年度替わりの忙しさを理由に先週はサボってしまいました…。
今週からは出来る限り週1で、受験に関する情報や科目学習に関する情報を共有していければと思います。

本題の前に!
みのわ新聞でもこっそり宣伝したのですが、さくら*みらい塾ではこの4月より難関大学受験コースを開講しています。
難関大学受験コースとはなんぞやという感じだと思われるので、ちょこっとだけ詳細を説明します。

このブログでも再三述べているのですが、受験でもっとも重要なことは「戦略」です。
どのように目標を設定し、どんな計画を立て、どのように実行するのか。
戦略という部分が最も大事です。
そこをサポートする仕組みを取り入れたのが、難関大学受験コースです。

通常通りの科目学習ももちろん行いますよ。それに加え、完全個別で行う週1回の戦略相談を必修としています。
その子の志望、現状、癖に合わせた計画作りをサポートします。
まずは志望校を決める。試験本番での目標得点を決める。 ←ここがスタートです。
あとは、そこから逆算していきます。
試験本番(2月)で○○点とりたい。
それなら、12月までにはこのレベルまでいきたい。
じゃあ手前の11月の模試を直前の目標として、その模試での目標得点を決める。
そのために夏休み終わりまでには、この問題集まで終わらせよう。
じゃあ6月までには、過去問で○○点は取っておきたい。
ではまず4月からは、○○に重点を置いて勉強を進めよう。
じゃあ来週までにこれをやってみようか。
という感じです。すごく漠然とした書き方ですがそんな感じです。

暫定でのスケジュールは何度も書き換えることが前提です。
何事も予定通りにはいきません。
最初に立てた計画を臨機応変に書き換えて、最終目標に挑んでもらいます。

詳しくは、高校生コースのページもご覧ください。

何事も初めてのことは想像できないものです。
なので、一応受験をくぐり抜けた講師が、受験というレースを走り切る伴走をしよう、というコンセプトです。
ただ、もちろん最後まで走り切るのは自分自身ですので、そこは自覚を持ってください。

CONTENTS

難関大受験はなぜ難しい

では、本題です。
難関大受験はなぜ難しいのか?
それを語っていきます。
回りくどいのも無粋なので、結論を述べます。

「継続」が難しいから。

これにつきます。
なんだそんなもんか。
なんて思ったかもしれないですが、現実です。
今回もYoutubeの動画を参考にしてますので、よかったらそちらもご覧ください。
コバショー【CASTDICE塾長】 「難関大受験が大変な理由」

受験勉強を始めたときは、多くの人はテンションが高まっているので頑張れるものです。
「明治大学に入って山Pや北川景子の後輩になりたい!」
「慶応に入ってモテモテになりたい!」
「東大生になって同級生に自慢したい!」
など。
目指し始めた瞬間のやる気は高いものです。

しかし、それも長くは続きません。
多くの人は途中で離脱します。
なぜなら、受験勉強は長くつらいからです。
特に、難関大学と呼ばれるような大学に入るためには、相当努力が必要です。
はじめのうちは舐めてかかっているのかもしれないですが、実際過去問を見てみると愕然とします。
「こんな…難しい問題…解けるようになるのか…」

意気揚々と始めた受験勉強を多くの人が挫折を味わいます。
そう簡単に結果は付いてきません。
だって、今までサボっていたのですから。
皆さんがサボっている間もせっせと勉強を積み重ねている同級生がたくさんいるのです。
そんなライバルに追いつき、追い越すのは難しいのです。
こうして、多くの人は第1志望を諦め、志望校を下げていくのです。

継続のみが力になる

そんな中で何が最も大事なのか。
それは「継続」すること。
むしろ、継続さえすれば、合格は目の前です。
だってみんな継続しないのですから。

受験勉強の途中、何度も壁にぶち当たると思います。
しかし、それは見方を変えれば、喜ぶべきことです。

サボっていた時は、壁があることも気づかないのです。
その場で止まっていただけですから。
それが受験勉強へと進みだし、前に歩みだしたから、壁の存在に気づくのです。
壁に当たったということは、成長したということです。
そこでめげないでください。
そこで踏ん張れるかどうかが、合格へのカギです。
自分自身も何度も志望校を下げようか迷いました。
おそらく2,3回ではすまないです。
20,30回はそんな誘惑が頭をよぎります。
志望校を下げることは簡単ですが、一度下げるともう戻っては来れません。
自分はそこを何とか踏ん張って第一志望に合格しました。

継続するしかないのです。
でも、継続する人は少ないです。
だから、継続するだけでライバルと差をつけられます。

まずは、どんな些細なことでもいいので、習慣化してみましょう。
 ・毎日英語の音読を5分する。
 ・数学の計算練習を3問解く。
 ・世界史のYoutubeを10分見る。
一度始めたら、意地でも続けてみてください。
それが1か月、3か月、半年と続けば続くほど自信になります。
そして、少しずつ少しずつ結果がついてきます。
その「少しずつ」を耐えてください。
何事も急には成長しません。
「夏休み頑張って、偏差値を20伸ばしました!」なんてことは不可能です。
断言します。
継続して1歩1歩進むしか合格への道はないのです。
近道も反則技をないです。
ただただ王道を愚直に信じて進んでください。

心が折れそうなときどうするか

とは言えやはり、心が折れそうになる瞬間は何度も訪れます。
そんなときどうすればいいのか?
2つの手があると思います。

①初心を思い出す。

どうして受験勉強を始めた?
どうしてその志望校に行きたいと思ったのか?
それを思い出してください。

全然くだらない理由でいいのです。
上でも書きましたが、
「山Pや北川景子の後輩になりたい」
「慶応に入ってモテたい」
「東大に入って自慢したい」
そんな些細な理由でいいのです。
どんな些細な理由でも、受験勉強を始めたという事実が大きいのです。
その時点で偉いのだから。

あとは、そのときの勘を信じて進むしかないです。
「受験勉強なんて意味あるのかな?」
なんて考えてる暇があったら勉強してください。
受験勉強に意味があるかどうかは、受験勉強に本気で取り組んだ人にしかわかりません。
富士山に登ったことがないのに、富士山に登って意味があるかなとか考えても仕方ないです。
やった人にしかわからないことが多いですから。

②よきライバル=友をもつ

自分の経験上、同じ大学を目指す同級生の存在は大事です。
受験勉強は孤独です。
そんな中で、同じ志望の友達がいると心の支えになります。
常に一緒に勉強しろとは言いません。
それだとむしろ、だらけてしまうから。
そうではなく、時々、月に1回でも何となく情報共有できるような、そんな関係性でいいです。
そんな関係性の友達がいると心強いです。

あいつも頑張っているのだから自分も頑張ろう。
あいつには負けないぞ。
と思えます。
友達でもあり、ライバルでもある。
心の中で、相乗効果が生まれればいいのです。
声に出して相手に伝えなくてもいいです。
自分の中でその子を同志だと思えばいいのです。
きっとそれだけでも心持は軽くなります。

新年度早々は、メンタルの話になってしまいました。
「継続」。これだけは心に留めて、受験勉強をしていきましょう。

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