3150時間の勉強

お知らせにも載せた通り、塾にて高校生向けの受験セミナーを視聴しました。
詳しくは、こちら

前半はざっくりと近年の受験事情。
「一般選抜」「総合型選抜」「学校推薦型選抜」の三つの受験方法に関して。
新しくなる「大学入学共通テスト」に関して。
近年の国公立大、私立大学のそれぞれの志願傾向に関して。
などなど。

後半は、受験で大事な意識のお話。
タイトルに挙げた3150時間とは?

難関大学に合格するために必要な勉強時間だそうです。
1日8時間勉強しても400日ほどかかります…。1年と1か月くらい…。
つまり、高3の2月が受験本番だとすると、高2の1月から毎日8時間勉強してやっと届く数字ですね。
これは少し大げさな数字である気もしますが、高2の冬まで勉強をサボっていたとすればそれくらい必要かもしれません。

その勉強時間の大半を占めるのが、自習時間です。
確かに、学校での授業の時間、塾での指導の時間も大事です。
塾に来てくれてる時間は有意義にしたいと思ってます。

しかし、本当に大事なのは、自分一人で学習する時間をどれだけ有意義にできるかです。
そのために必要なのが戦略です。
これはここ最近のブログで書いてたりしますので見てみてください。
受験戦略講座①~目標得点を決めろ
受験戦略戦略②~敵の強大さを知れ

受験というのは一種のゲームです。
ルールが決まっていて、その中でどう結果を出すのかということです。
全国一律、どこに住んでいても一応平等に参加できるゲームです。

ただ、やはり、都会と地方とでは差があるのを感じます。
特に意識の差。雰囲気の差と言ってもいいかもしれません。

地方では、大学受験でいい大学に入ろうとする意識が乏しいです。
もちろん大学受験がすべてではないですし、いい大学に入ったからいい人生というわけでもないです。
勉強が嫌いであれば、大学なんかに行く必要はありません。
ただ、ある程度勉強が好き、もしくは勉強ができるのであれば、比較的優秀な人が集まる大学に行った方が楽しいと思います。
そうしたチャレンジを促すような雰囲気が地方、特にこの上伊那地域には薄い気がしています。

今回のセミナーや、日ごろの講座を通して、少しでも大学受験への意識を高めてもらえるよう雰囲気を作っていきたいと思っております。
高校時代と大学時代ほど、勉強という行為にこんなにも時間をかけられるときは人生で二度とありません。
頭も新鮮で、新しいことを吸収しやすい時期でもあります。
そんな時期に思う存分勉強することは、後の人生にとっても価値ある蓄積になります。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
CONTENTS